Nightmail - Ask Nightwish a question

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Nightmail - 2007年8月 Tuomas

Heidi (Hellsinki): 無人島に映画を1本だけ持って行くとしたら、何を持って行く?
“The Village”(『ヴィレッジ』)。
Mariano (Italy): コンサートの途中、何かしらの理由でトイレに行きたくなったことはある?
おかしな話だけど、1回だけある。何か月か前に Kotiteollisuus と一緒にヘルシンキの On The Rocks でプレイしていたときのことだ。2曲目を終えたとき、袋も頭も爆発寸前だった。その日のショーは結局ジャズの饗宴みたいになったね……いろんな理由で。
Anita (Bulgaria): Tarja の代わりに何故 Anette みたいなシンガーを選んだの? Nightwish のボーカリストにはオペラ歌手が相応しいと思わなかった? バンドの目的を変えようと考えているの?
バンドが持っていた元々の目的は、ただアコースティックのキャンプファイア・ミュージックをやることだけだった。10年を経て既に変わっているんだ。それに Nightwish はアルバム“Century Child” のときにもうオペラティックなボーカルをやめているし、それ以来ずっとそうだ。バンドに Anette が入ったせいでオペラじゃなくなったという人がいるけど、それは5年も前の話だと思うよ。
バンドというものは型の虜になってはいけないと思う。これはバンドのメンバー全員が望んだ変化なんだ。人は自分が望むこと、自分のハートに従わねばならない。そうでなければただの尻軽で終わってしまう。Nightwish というのは音楽のスタイルではなく、5人が望む音楽を望む方法で自分たちの道具で実践していくものなんだ。自分勝手だけど、これが正直なところだ。
Valentina (Milano, Italy): 何かの記事で料理が上手いってあったけど、本当? 何が得意?
読んだこと全部を信じちゃダメだよ……バーベキューが好きで、肉やトウモロコシ、ソーセージなんかをひっくり返していると本当に落ち着くんだよ。でもこれは料理の技術なんて大して必要じゃないからね。基本的に火を見つめているだけで楽しいんだ。キノコを用意すると、みんな楽しんでくれているみたいだけど。ブルー・チーズとガーリックを山のように持ってきてくれるんだ。
vasia (greece): あなたにとってのアマランスとは?
究極の美しさと完璧さを備えるもの。生命がこの花を恵むのであれば、無条件の抱擁と愛情を必要とする。
スタジオ・ダイアリーで歌詞の一部をオミットする必要があったと書いていたけど、どの曲のどんな言葉?
“The Poet And The Pendulum”の中の“The Pacific”の章でボーイ・ソプラノが語る部分だ。子供が語るには露骨すぎた(そう言ったのは聖歌隊の指揮者だったけど、同意するしかなかった)。だから少し修正して、Marco に歌ってもらった部分もある。
Dominic (UK): もしこれが自分の書いた曲だったら、っていう歌はある?
Howard Blake の“Walking In The Air”。自分にとってのこの曲は、これまでの曲の中で最も美しく魂の込められた曲だ。
Anna (): “Wishmaster”のジャケット・カバーで、男の子の脇にある手紙には何が書かれている?
“Oceanborn”のカバーでフクロウが運んでいるのと全く一緒の文章だよ。
Lars (Germany): (1) これ以上有名になりたくないと思ってる? (2) 現在の環境問題についてどう考えている?
(1) 毎日だ。評判になったりしたくない。それでも例えば、写真付きのアルバムの温かい感想を貰ったりすると、不思議な満足感を得られるよ。道端で無邪気な子供にサインをせがまれたりとか。あるいはバーでビールを奢ったり。矛盾してるね。どうなんだろう。分からない。助けて。 (2) 恐ろしいね。本当に。
Linda (Valkeakoski): オウランカ国立公園にある“Trail of the Bear”(熊の道)へハイキングに行ったことある?
あるよ、これまで5~6回くらい行った。気が付くとハイキングしちゃってるんだよ。そこは自分にとって最も大切なライフラインになってる。素晴らしい道だけど、行楽期は人気がありすぎて趣味じゃないね。
Katrin (Russia): すぐに泣いちゃうような曲はある?
うん、いっぱいある。例えば Vangelis、Howard Blake、James Newton Howard、My Dying Bride とかが作った曲にいっぱい。
BW (US): タトゥーしてる?
ひとつもない。
Lucy (Airdrie): 理想の女性はセイレーンじゃないと言ってたけど、どんな女性が理想像?
え、うーん、ありがちかも知れないけど……隣にいそうな女の子で、『美女と野獣』の Belle みたいで、『スリーピー・ホロウ』の Christina Ricci みたいな、そんな感じの女性を足して3で割ったような人。
Claudia (Herzogenbuchsee/Schweiz): (1) ミュージシャンとしていつも世界を回ってるけど、家に戻って一番実感するのはどんなこと? (2) あなたにとっての「典型的なフィンランド人」というのは?
(1) 平穏と静寂、自然、ライ麦パン、寝坊、家族や友人に会うこと。 (2) 内向的、自己諷刺、狂気的な創造性
Kalliel (Germany): ディズニーのファンならロサンゼルスのテーマ・パークにも行ってるはずだよね? 一番好きなアトラクションは何? 個人的にはパイレーツ・オブ・カリビアンが一番好き。ジャック・スパロウが登場したのは知ってた?
うん、何回か行った。最近は Anette と Marco と一緒に、ビデオ撮影の合間の6月に行ってきた。リニューアルされたパイレーツのアトラクションも見てきたよ。好きなのはスプラッシュ・マウンテン、インディ・ジョーンズ・アドベンチャーのライド、スイス・ファミリー・ツリーハウスだ。
camila (brazil): 最近は何を読んだ? ;)
Walt Whitman(ウォルト・ホイットマン)の“Song of Myself”『ぼく自身の歌』、ムーミンの本、家電の取扱説明書。
Marian (Deutschland): あなたが書いた曲で、バンドの他のメンバーが良く思わなかった曲はある?
みんな礼儀を知っているから、好きじゃない曲はあったに違いないけど、こき下ろされたことはないな。その辺はみんなプロフェッショナルで、いつも最大限気にしないようにしてるよ。
覚えているのは、Emppu は“Moondance”に対してハッピーじゃなかったし、Jukka は“For The Heart I Once Had”に関心がなかったし、Marco は“Sacrament Of Wilderness”を唇を噛み締めながらプレイしてた。
Nefi Kuolema (Czech Republic): 音楽や音楽業界で最も嫌うものは何?
計算高いところ! そしてシングルにする曲を選ぶこと。
Karolina (Poland (Gdynia)): 素適なハスキーがいるらしいね。何ていう名前を付けてる?
いつか飼いたいと言っただけだよ。今はペットがいないんだ。でもその子は Wolf って呼ばれることになると思うよ :)