Nightmail - Ask Nightwish a question

  1. ホーム
  2. 記事
  3. Nightmail

Nightmail - 2008年6月 Jukka

Alicia from France: 家に帰ってからまずやることは？ =)
ツアーから戻ってやることは、いつだって家族に挨拶することなんだけど、その後はサウナを温めるのが常だ。フィンランドから持って行けるものを一つ選べるなら、絶対にサウナだね！！
Cristina from Barcelona: 音楽の世界に携わる人間として、ツアーして回ることがどういうことか、家族から離れることがどんなのか知っていると思うけど、もし子どもが音楽家になりたいなら、父親としてどのように思う？
絶対に応援するよ。ただ起こりうる問題を全て教えたいし、それがどうなるのか、どうなりうるのか、人生のパートナーに明らかにするように言うよ。可能な限りの妥協は必要になるけど、それが例えばツアーとなったときに、その人だけでなく考えなければいけないその家族がいる上で、バンドのメンバーやテクニシャンもいるわけだ。つまり家族の問題による不幸な出来事でショーやツアーがキャンセルになるということがどういうものかは明らかだ。でもステージに上がる喜びは伝えたいし、音楽家であることによる素晴らしさも伝えたい。
mistrez of metal from san fransisco!: ツアーをやることでお互いにむかついたり、長時間一緒にいることでどうにもならない状況になることはある？ もしあるなら、どうやったそういうシチュエーションを解決する？
時々その行動や態度でイライラすることはあるけど、お互いに距離を取ったり、必要ならその怒りを飲み込んだり、そういうことをみんな学んだよ。時間を置かなきゃいけない状況というのは絶対に起こりえるし、そうなったら最後まで話し合うとか相手の誤りを指摘するとか、少なくとも殴り合うこと無しにそれまでのことをチャラにしないとね。
Maija from Kuusankoski: 子どもの時に怖かったディズニーのキャラクターは？ もしなかったら、他に何か怖かったものは？
怖いキャラなんていなかったけど、“Shadow Man”の“Twilight Zone”『トワイライト・ゾーン』（多分）のエピソードをたまたま見て、その後しばらくは寝るたびにベッドの下を確認したな。
Ali from USA ~ NJ: 今までのツアーで最も面白かったことは？
今までで最高の瞬間は、間違いなくラスベガスの1日、特に Tuomas と一緒に過ごした2時間のルーレットで、1100ドル勝った。時々ラッキーが起こるんだ。
charlotte from england: 演奏中に一番「エモーション」と「パワー」を感じる歌は何？
“The Poet And The Pendulum”の最後のパートだろう。ドラムという意味で非常に簡単なパートで、その歌に入り込んで、詞や感情に耳を傾けることが出来る。
Joana from Portugal: 今でも Nightwish-Shop の仕事に時間を割けてる？
インターネットに接続できるおかげで、ツアー中もインターネット・ショップ簡単に運営できる。他の人は我々の倉庫に必要な業務に気を向けてくれるけど、バッググラウンドでいろいろ気にかけてるんだ。
Tinuviel from Germany: まだタトゥーを必要としてる？
次のタトゥーを入れるようと思ってるけど、いつにするかはまだ決めてない。ずっと考え続けているから、最終的なものが確定したら、すぐに刺れるよ。
mikko from karvia: プレイを学んだ最初の歌は何だった？ 他の楽器を演奏したことは？
音楽とバンドの学校に入ってまもなくいくつかの歌を教わっていたけど、名前が思い出せない。通して演奏を最初に教わったのは、多分 Metallica の“Nothing Else Matters”。ドラムス以上に演奏した楽器は他にないよ。
Emilia from Kajaani: ドラム・スティックを操るのは、女性よりも簡単？ :D
当然！ドラム・スティックをトワリングすればそのようにトワリングする。でもそれが女性だったら、しくじったり落としたりしてしまう。演奏中に拍を見失っても、世界の終わりというわけじゃない。でもそれが一人の女性に対するほんの些細な間違いだとしても、どれだけ代償が必要だろう。そして何時間もの拷問のような選択の時間、涙、歯ぎしりを強いられる。みんな、独身ドラマーになろう！
Minä from Suomi: ギグの途中で腕や足が痙攣したことはない？ もしあるなら、演奏に影響を与えたことは？
ほとんどないけど、“End Of An Era”の途中、確か“Ghost Love Score”で、足が酷く痙攣した。全力で普段の1回半分の演奏をしたから、かなり大変な日だったんだ。足が震えて思い通りに動かなくなったときにビートを維持し続ける方法があれば興味深いね。幸い曲が終わった後に痙攣は治まって、ショーの最後まで何の問題もなく演奏できたよ。
Konrad from Poland: 1) 休日はどう過ごしている？ 2) 宗教を信じる？
1) 出来ればいつだって家族と旅行をしてみたいんだ。残念ながら妻も働いているから、いつもというわけにはいかないんで、家にいる子どもと一緒の時間を過ごして、普通に家事をしながらまたツアーに行きたいとか考えているよ。2) 教会で言う言葉と同じ意味での信仰はない。でも聖書の教えはたくさん信じてるし、善行を信じている。善を信じたり他人を敬愛するのに強い力を信じる必要なんてない。他人をしてもらいたいことを他人にしてあげればそれで充分だ。善はそこから生まれるんだから。
Erixon from Umeå, Sweden: ドラマーになって最高のことは？
「神々の楽器」を演奏できること！！
mark from Ireland: これまでのアメリカ・ツアーは、過去のツアーと比べてどんな感じ？
めちゃくちゃ良い。アメリカをツアーして演奏できていることこそが重要だ。2回のツアーが終わり、さらに9月にツアーをする契約だ。ショーの感じはとても良かったし、多くの人が見に来てくれて、9月のツアーにとても期待している。
Lodrik Bardric' from Uldart: 裸でプレイしないの？
=) そのことについて話し合ったことがあるんだよ。だってドラムスの後ろなんて誰も見ようとしないんだから。裸なら通気性だってばっちりだ。でもドラム・テクの Ulsch に申し訳ない気がするんだ。彼の目と鼻の先で格好いい尻を見せびらかしたくはないからな。
Andriy from New York: テレビ・ゲームはプレイする？ どれをプレイする？ あと最近のフィニッシュ・ロック一番のお気に入りは？
テレビ・ゲームはしないけど、ツアー中だけ暇つぶしに Nintendo DS をするよ。今は“Puzzle Quest”（『The パズルクエスト ～アガリアの騎士～』）に夢中になってる。無駄な時間を省けて良いね。最近はあまりアルバムを買わないけど、Stella のニュー・アルバムは早く聴きたいんだ。
Kati from Czech Republic: ツアーの時、サポート・バンドのパフォーマンスは見る？
ツアー最初に常に1回はチェックしてる。興味深いライブ・バンドであることが分かったら、それからも出来るだけ見るようにしてる。
Karen from Deutschland: 子どもと一緒に家にいるとき、子ども番組を見ることはある？ もしあるならどれを見る？ その感想は？
見るよ！ 絶対のお気に入りは“My friends Tigger and Pooh”（『プーさんといっしょ』）。最高の出来で、子ども達も大はしゃぎだよ。もう一つは“Mickey Mouse Clubhouse”（『ミッキー・マウス クラブハウス』）。みんなキャラクター達といっしょに歌って大騒ぎなんだ！
Justyna from Chicago: もしも1度だけ過去に戻れるとしたらいつに戻る？ そしてどうする？
もし1度だけ昔に時間旅行できるなら、もちろん過ちや悲劇を正すね。恐らく浅はかな計画が実現してしまう前に、体のある部分にあるおかしなヒゲを手入れして、この「空想」を止めさせるかも。でもただ行きたい時間や場所に旅行できるだけなら、恐竜が支配する世界を見てみたいな。
Verunka from Czech republic: 今までにもらった最高のプレゼントは？
ファンから貰った贈り物のことなら、絶対にギターのピックを模った金属のネックレスで、俺の似顔絵が付いてるヤツだ。ちょうど今も身につけているくらいだ。
Ariel from North Carolina: Tuomas が言うには、“For The Heart I Once Had”が気に入らなかったそうだね。何故？
リハーサルの時、歌も何も状態だと酷くつまらない歌だったんだよ。ドラムのあるパートでちょっとした議論があって ―― もっと面白いものにしたかったんだけど、Tuomas と Marco は違う意見だった。結局はもっと別のストレートなものにした。そして歌とオーケストラ、合唱を入れたら、とても美しいナンバーになったんだ。