Summer Camp diary - Part 1
サマー・キャンプ日記 その1
およそ 4 年前、我々は Sävi という小さな村にあるのどかな場所に集まり、後に“Dark Passion Play”と呼ばれる作品のリハーサルとアレンジを行った。それは見事で感動的な時間だったので、 Nightwish の次作も同様の手法を取ることにしたのだった……。
そして再びフィンランドの田舎の奥地にあるこの場所で我々は DPP に続く作品作りを始めた。今は男連中だけで、 Anette は少し遅れてキャンプに参加する。昨日ここに到着し、再会を祝して水上スキーとバーベキュー、そしてキルメス(ビール)を楽しんだ。この三位一体は多かれ少なかれ毎日のように行われそうだ。
我々の伝説的エンジニアであり共同プロデューサーである TeeCee Kinnunen と一緒に、器材と PA を設置した。数日内に作曲作業を始められるだろう。ここのキャンプ場は素晴らしい。リハーサル室にあるサウナも静かなまま用意できるから、集中し、落ち着き、没頭できる。そして NW 公式キャンプの旗を高く掲げた。
既に 12 曲を作ってきたが、詞はまだ数曲を作業中だ。作曲活動は非常に実り多いものであり、また苛烈で重いものであった。でも今まで以上に満足している。良い兆候なのかどうかは分からないけど。自分にとってこのアルバムは Neil Gaiman (ニール・ゲイマン)、 Tim Burton (ティム・バートン)、 Salvador Dali (サルバドール・ダリ)がデザインしたジェットコースターのようなサウンドだ。現時点ではこれが最も適した言い方だ。
今までと同様に、まず曲を編曲していったんデモに取り、聞き返し、マテリアルを磨いて Pip Williams (ピップ・ウィリアムス)先生に手渡してオーケストラ部分を任せる。本格的にスタジオ入りするのは 10 月 15 日になる。そしてロンドンのオーケストラとクワイア、そして Troy Donockley (トロイ・ドノックリー)先生も今回は大きくフィーチャーされる。今までにない新要素の数々とひねりがある!
ついに全てが回り出した。今後も文章や写真で伝えていくので、見逃さないでほしい。再び共に旅路に出れたことに感謝!
ギャラリーでは写真を展示中!
Yours, Tuomas
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Written by Tuomas on July 17, 2010