Summer Camp diary - Part 4

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サマー・キャンプ日記 その4

1週間が過ぎ、リハーサルをし、曲を磨き、汗を流し、ボートに乗り、釣りをする、そんな1週間が訪れる。この1週間で最もハッピーだったのはもちろん Anette に赤ちゃんができたことで、出産は感動的だ! 家族全員へおめでとうとお祝いを!

9曲目と10曲目は先週末に磨き上げた。9曲目は……厚かましくも Zimmer の領域をたどるもので、そのコーラスは我々のルーツへと連れ戻してくれると言える。 アルバム全体の中でもきっと Emppu のフェイバリットになりそうなパートが入っている。短く簡潔で、それでいて構造化するのにはいつも困難が伴うけど、この曲は自分の冷笑的な耳と心でさえ前途有望だと思える。

最後にまとめ上げたのは、アルバムのラストを飾る曲。正気とは思えない、野心的な一品だ。当然20分近くの長さになるだろう。ウォルトおじさんの精神は今もなおこの曲の全ての音に息づいている。もっと編曲を練る必要はあるけれども。

怪物的な音楽の後にもまだ練習しなければならない曲が一つある。“The Islander”の血を受け継ぐアコースティック曲で、Ennio Morricone (エンニオ・モリコーネ) と Christy Moore (クリスティ・ムーア) の邂逅だ。Emppu と二人で大量のギネス・ビールとファイン シングル モルトを手に、風の強い一日があれば、生き生きとした曲になる。そしてもちろん、 Troy のパイプとバウロンも必須。

デモではまた Marco がほとんどを歌ってくれたので、みんなの曲想の理解の手助けになるし、Anette は歌の旋律を聴いて歌詞の拍も取れるようになる。このようにみんなでゆっくりと曲を組み上げる過程、無から曲を紡ぐプロセスを心の底から楽しんでいるし、曲を目覚めさせる最後の鍵はほとんどいつもボーカルなんだ。

昨日は Lappeenranta まで車を走らせて、Kotiteollisuus の新作デモのために鍵盤を弾いてきた。こちらも素晴らしい作品ができあがってくるはず!

デモの録音を始めたのが約3週間前。最後の時間を使って最終的な曲の手入れをし、出来うる限り最高のものにする。せかされないと言うことは本当に素晴らしいね!

思い出した。ニジマスを穫りに行かなきゃ。

では皆さん、健康に気をつけて!

Tuomas

TOP 5 / Week 4

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  3. Kitee - Sotkamo 2-0 / playoffs starting soon
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  5. Alfred J. Kwak

Written by Tuomas Holopainen on August 8, 2010

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