News
ニュース・アーカイブ
2005/11/11
Tarja記者会見が行われる【追記】
本日Tarjaの記者会見が主要テレビ局・ラジオ局の記者60人を集めて行われました。記者会見の模様がオンラインで公開(FlashとReal)されていますが、全てフィンランド語です。
- Tarja Turusen tiedotustilaisuus 11.11.2005
- Tarja: Olin jo kertonut jättäväni Nightwishin
- Turunen oli jo päättänyt lähteä Nightwishista
【追記】記者会見の概要です。まず、この日に記者会見を開いた理由は、あまりにもショッキングな出来事で気持ちの整理がつくまではとても喋る気にはなれなかったという内容から始まりました。
- (今までのNightwishについて)Wishmasterアルバムがリリースされた頃、バンドは解散寸前になっていた。
- 休む間もなくライブを繰り返していたことでバンド内が混沌とし、バンドがビッグになるにつれて互いの会話も減っていった。
- その頃、自分と他のメンバーのバックグラウンドに大きな隔たりがあることも分かった。
- しかしバンドのメンバーは自分がどのような歌手であるか理解してくれていたと信じている。
- Tuomasがバンドに行き詰まりを感じ、解散させる可能性があることは、友人を介して知った。
- 結果的には、Samiを辞めさせ、そのほかの問題も解決することに成功した。
- これらの話はどれも本人から聞かされたことはなかったので、話し合いを行ってバンド環境を整備することになった。
- 重要なことは、お互いに音楽に集中出来るように望んでいたこと。
- その課程でTuomasは頼れる友人を見出し、やがてその人が現在のバンドのマネージメントを行うことになった。その一方でTarjaは夫を頼るようになっていった。
- 公開書状で金の亡者のように書かれているが、チャリティではないのだから金銭を得るのに問題があるはずはなく、バンド全体で公平に金銭を得るべきだと考えていた。
- また、単に歌ってお金が得るのが大好きなだけだとしたら、他にもっと良い誘いがあった。
- 飛行機内で「いつかわたしもNightwishを辞める」と突きつけたという件は、その時頭に来ていて血が上っていたこともあり、真意ではなかった。どんなバンドでもメンバーが脱退していく可能性はあるということを言いたかった。
- ただし、次作のアルバムとそのツアーで脱退するつもりであることを告げたのは本当。
- (レコーディングの際もリハーサルに来なかったと言われている件)Nightwishは結成当時からそういうやり方でやってきていたし、リハーサルの段階で来るように言われたことは一度もなかった。
- その代わりあらかじめ貰ったデモ・テープを使い、レコーディングに備えて家で練習していた。
- 飛行機を要求した件も、バスの中では眠ることが出来ないので飛行機のほうがよかっただけ。
- ファンを軽んじたことは絶対にない。
- (オスロでコンサートをキャンセルしようとしたという件)既に他のプランを立てたあとでコンサートの件について知らされた。
- 充分な休養が必要であったし、そうでなければ声を失いかねなかった。
- コンサートはキャンセルしなかったし、ノルウェーのファンも他の国のファン同様に大切な存在。
- 夫を責めるのは全く理解出来ない。バンドのメンバーにはそれぞれテクニシャンがついており、自分にとってのそれが夫である。
- 例えばコンサート中に着替えを行うプライベート・ルームの手配なども夫がやってくれていた。
- 解雇されたという事実はとても悲しい。
将来はヘヴィメタルも含め様々な要素を取り込みながらソロ・キャリアを築いていくそうです。また、これからのNightwishを楽しみにしており、ライブも見に行けたら!、とも語っています。
また、14日月曜日にはドイツにて世界向けのインタビューも行われる予定です。
この記事へリンク Tarja記者会見が行われる【追記】