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2006/10/16

ニュー・シンガー、ニュー・アルバムについて Tuomas の発言を拾い読み

Nightwish のディレクター、Tuomas Holopainen が現在までに語ったバンドのニュー・シンガー、ニュー・アルバムについてのコメントをまとめてみました。重複もありますし、漏れもあるかも。


Tuomas Holopainen

現在までおおよそ予定通りに進んでいる。シンガーの応募は12月まで受け付け、1月に最終決定する。2月よりボーカル・パートの録音を開始。

新シンガーの発表は2007年夏、ニュー・シングルの発表と同時に行う。既に有力候補が数人いる。だが決定は急いでない。著名シンガーが多数噂になったが、有名バンドのシンガーが加入することはない。

ニュー・アルバムは今までと比べても大きな変化はなく、ドラマティックでエモーショナルなヘヴィ・メタル。これが Nightwish、と言えるものになる。音楽とは感情そのもので、哀しみ、望み、苦しみといったものから生まれるが、今度のアルバムに悲しさよりもポジティヴな感情が込められている。サウンド的には“Once”のイメージをそのまま前進させた感じ。

最初の完成した2曲のうち1曲は、Rammstein と Pink Floyd のミクスチャー、さらにもう1曲は Linkin Park とカルミナ・ブラーナをミクスチャーしたような雰囲気。ほかにもヘヴィでダークな曲から、今までになくハッピーな曲もある。以前からスコットランドが好きで、ケルト音楽に影響された曲もある。今まで以上にヘヴィな曲、最もテンポの速い曲も含まれる予定。ただしボーカリストが変わるので、ボーカルは実験的な要素を少し加えてみたい。Alicia Keys のようなソウルっぽいスタイルとか。

前作“Once”のレコーディングで使ったロンドンのスタジオは取り壊されて駐車場になってしまった(!)こともあり、今回はアビイ・ロード・スタジオを使用。特に The Beatles のファンというわけではないが、ここには独特の雰囲気がある。“Once”では100人のオーケストラだったが、今回 Pip Williams は最低170人以上のオーケストラで録音に臨む。

完成した楽曲は15曲。アルバムには12曲が入る予定。

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