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この6週間、“Imaginarium”の作業は飛躍的に進捗しています。私たちは貴重な時間は少しでも他に割くことなく、このプロジェクトで非常に多忙に過ごしていました。

バンドのメンバーはアルバムの最終ミックスを指図する一方で、映画“Imaginarium”の撮影地探しも進行しています。映画の題名やこれまでの情報が示すように、そんな現実世界の特別な場所は、本当に少なく、稀です。

制作陣はポスト-プロダクション・テクノロジーに精通するスタッフで更に強化されました。これは非常に重大なことです。何故なら撮影やポスト-プロダクションは極めて複雑で技術的にも困難が予想されるからです。例えば登場人物の一人は、更にアニメーション部の特別な処理が必要になります。もう少しだけ明らかにしましょう、その人物はNightwishファンなら絶対に知っているキャラクターです。

技術的困難による計画の変更もあって、撮影は延期されています。ですが、完成は予定通りになるでしょう。ポスト-プロダクションが撮影に先立って始まっているからです。

映画のスコアにも多大な期待が寄せられています。TuomasはPetri Alankoと共に変奏の制作に取りかかっています。サウンドトラックはアルバム収録曲を基盤にしており、メイン・テーマがこのような手法を取ることは（他の多くの点でも言えるかもしれませんが）映画業界で史上初のものでしょう。

映画“Imaginarium”はカンヌ国際映画祭でも取り上げてもらいました。そこでSolar Filmsが公開予定作品としてプレゼンテーションを行ったのです。脚本もこれまでで最大の精査が行われ、その結果として子供向けの映画にはならずに、暗く前兆を感じさせるファンタジー 〜 驚愕に満ちた夢の幻想世界 〜 になることを確認しました。

一言で言うと（この映画の監督は、よくこのようにまとめるのですが）、「練られた計画で半分は完了」です。『イマジナリウム』に繋がる十字路には、方向と距離を示す標識が既に立っています。そしてその下に、小さく、赤く、手書きの筆記体でこう書かれています ―― 「まもなく撮影開始」

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